免許画像流出、成り済ましの恐れ

カーシェアリングサービス「タイムズカー」の看板=2日午後、東京都港区

 カーシェアリングサービス「タイムズカー」への不正アクセスで運転免許証画像約160万件が流出し、第三者が本人に成り済まして銀行口座を開設したり、クレジットカードを発行したりするなどの被害が出る恐れがある。2日には集団訴訟に向けた動きが進んでいることも判明。不安が広がり、個人情報を取り扱う機関には問い合わせが殺到している。タイムズを運営するパーク24には責任ある対応と再発防止の徹底が求められる。

 訴訟を呼びかける弁護士が開設したサイトには、2日午後1時までに1万人以上が登録した。

 不正アクセスは9月下旬に発覚し、本人確認書類として住民票の写しや学生証の画像なども漏えいした。個人情報が漏れた会員アカウントは全体で約660万件に上る。免許証は各種手続きの本人確認に使われており、専門家は氏名や住所などとひも付いた状態で大規模に流出したとみられる点が深刻だと指摘する。

 パーク24から免許証流出の通知を受けた東京都の女性会社員(27)は、取材に「悪用されるのではないかと不安だ」と話した。

最新記事
大阪公立大、8日まで授業を休講
ヤマト運輸、不正アクセスで顧客情報流出か
外来カミキリ急増、予算拡充を
三菱重、下関の造船能力を増強
札幌の男性教員性加害で和解勧告