【北京共同】香港紙、星島日報は2日、中国外務省の郭嘉昆副報道局長が9月30日の記者会見で高市政権を批判した際、「日本首相」の肩書を付けずに「高市早苗」と呼び捨てにしたと報じた。呼び捨ては異例で、同紙は意図的だったと分析。「中日関係が改善の兆しを見せるどころか、火に油を注いでいる」と指摘した。
郭氏は小泉進次郎防衛相が核兵器や原子力潜水艦の保有に関する議論を排除すべきではないとの考えを示したことに関する質問に答えた際、高市氏を呼び捨てにした。外務省の会見録でも呼び捨てのままになっている。
同紙は「外務省は常に言葉遣いに細心の注意を払っているため、言い間違いではない」と分析。11月に中国で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせた日中首脳会談が実施される可能性は低いとした。
外務省の林剣副報道局長も8月17日の記者会見で、高市氏による全国戦没者追悼式の式辞について問われた際、高市氏を呼び捨てにした。高市政権への批判を強める際には呼び捨てにしている可能性がある。