【ニューヨーク共同】日本の自動車大手6社が1日発表した2026年1~9月の米新車販売台数は、前年同期比1・0%増の計459万6858台だった。ガソリン価格や物価の上昇で、日本勢が得意とする比較的手頃な価格帯の車や燃費の良いハイブリッド車(HV)が好調を維持した。
一方、大型ピックアップトラックを主力とする米最大手ゼネラル・モーターズ(GM)は、6・4%減の201万2299台だった。トヨタ自動車は0・6%増の187万6614台で、GMに迫っている。
トヨタはセダン「カローラ」の販売が増えたほか、スポーツタイプ多目的車(SUV)「RAV4」のHVも伸びた。ホンダは4・7%増の114万9261台、日産自動車は0・6%増の71万6283台となった。
市場全体の動向に詳しい販売関係者は、米国の消費者の新車購買意欲について「財布のひもが固くなっている」と話した。物価高が長引けば「(日本勢を含めて)販売全体が落ち込む。その前兆はある」と指摘した。