消息分からず「いらだち」

取材に応じる横田めぐみさんの母早紀江さん=1日午後、川崎市

 北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさん=失踪当時(13)=が5日で62歳の誕生日を迎えるのを前に、母早紀江さん(90)が1日、川崎市で報道陣の取材に応じた。めぐみさんの消息が分からない状態が続いていることに「いらだっている」と語り、「必ず帰ってこられると信じて、倒れないで頑張って」とメッセージを送った。

 62年前、「こんなに重いのか」と驚きながら、めぐみさんを初めて抱いた時のぬくもりを、早紀江さんは忘れたことがない。会えなくなってからも誕生日にケーキを用意していたが、最近は「つらく、むなしい気持ちになる」のでやめたという。「帰ってきたら盛大に祝って、長いこと苦労をかけたねと言ってあげたい」

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