【ナイロビ共同】英BBC放送は9月30日、ボツワナ政府が同日の独立記念日の祝賀行事で伝統的な食事に使うため、国内各地でゾウ計23頭の狩猟を許可していたと伝えた。地元の動物保護団体は「ゾウの殺害が許されるという印象を与え、密猟を助長する」と批判している。
ボツワナには13万頭以上のゾウが生息し、観光資源となっている一方、人の生活圏に出没し、農作物を荒らすといった被害が問題となっている。
政府はこうしたゾウを巡る問題を踏まえ、一部の狩りを認めることは個体数の管理につながり、同様の被害を抑制する方法の一つであると訴えている。
隣国のジンバブエでは政府が2024年、干ばつによる食料不足に対応するため、ゾウ200頭を狩猟して食肉として配る方針を表明。住民が襲われて死亡するケースなどを受け、狩猟には個体数を調整する目的もあると説明した。