【エルサレム共同】アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ発イスラエル中部テルアビブ行きのフライドバイ機が30日、緊急事態を知らせる信号を発信し、サウジアラビア北西部タブークに緊急着陸した。イスラエルのネタニヤフ首相は声明で「操縦士が別の操縦士を刺し、墜落を企てた」と述べた。サウジ当局が刺した操縦士を拘束し、取り調べている。フライドバイはUAEの格安航空会社。
副操縦士が機長を刺したとみられるとの報道のほか、墜落を阻止しようとした機長が副操縦士を刺したとの情報もある。サウジ国営テレビによると、機長と副操縦士はいずれも負傷した。フライドバイは、乗客ら約180人は無事だとしている。
イスラエルのカッツ国防相は声明で「イスラム過激派の操縦士がテロ攻撃を試みた」と主張した。
発信された信号はハイジャックや妨害行為を知らせるコードで、イスラエル空軍は対応のため戦闘機を発進させた。イスラエル首相府は「事態は収拾された。乗客を無事に帰国させる措置を講じた」との声明を出した。