【パリ共同】フランス各地で29日、公務員らが賃上げや人員増を求めるデモを実施し、内務省や警察によると計約20万人が参加した。パリでは約3万人の参加者のうち約8千人が全国から集まった消防士。今夏、記録的な猛暑の影響で多発した森林火災を背景に人員増や装備の充実を訴えた。
フランスでは10月以降、国会で来年の予算案の審議が始まる。歳出抑制を進めるマクロン政権への反発が強まっている。
消防士は制服姿でパリ市内を行進。西部レンヌから参加したトニー・ローランさん(39)は「消防士は特に地方で不足している。救急や火災の現場に到着するまでに以前より時間がかかるようになっている」と語った。