【キーウ共同】自民党の小野寺五典元防衛相は30日、ウクライナの首都キーウを訪問する。関係者が明らかにした。ウクライナ軍幹部らと会談し、ロシアの侵攻を受けるウクライナが開発を進める無人機システムの技術協力の可能性を模索する。年末の安全保障関連3文書改定に向けた防衛強化の議論に生かす狙いもある。
森英介衆院議長が9月14~15日にキーウを訪れ、ゼレンスキー大統領らと会談したのを皮切りに、国民民主党の玉木雄一郎代表も21日に訪問して政府高官と会談しており、超党派の議員外交が活発化している。
小野寺氏は政府高官と会談するほか、10月1日までの滞在中にウクライナの迎撃用無人機の生産企業や、電磁波でロシア軍の無人機をかく乱する電子戦の関連企業を訪問。ロシア軍の攻撃を受けた現場も視察する予定。
ウクライナはロシア軍が最近多用しているジェットエンジン搭載の新型高速無人機に対する迎撃システムの開発を進めており、小野寺氏は実戦経験を踏まえた防衛技術の知見の獲得も目指す。