「1票格差」2倍超は18選挙区

1票の格差が2倍以上と1倍未満の選挙区

 総務省は29日、2025年国勢調査の確定値を踏まえ、衆院289小選挙区の「1票の格差」を試算し、発表した。「人口最少県の最少選挙区」である鳥取1区を基準にすると、11都道府県の18選挙区で格差が2倍以上となった。1倍未満は4府県の計4選挙区。衆院選挙区画定審議会(区割り審)が格差是正に向けて作業を進める区割り改定は、2倍以上と1倍未満の選挙区が対象となる見通しで、重複を除くと13都道府県で区割りが見直される方向となる。

 区割り審は国勢調査確定値を受け、都道府県知事への意見照会を踏まえて区割り案の基本方針を定める。来年5月までに首相に改定案を勧告する。勧告を踏まえた公選法改正案は27年中の成立を見込んでいる。

 国勢調査確定値で人口最少となったのは石川3区(24万5613人)。最多の福岡2区(55万8760人)との格差は2・275倍だった。区割り審はこれまでの改定で「人口最少県の最少選挙区」を基準としており、今回の区割り改定も鳥取1区を基準とする方向だ。

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