国税庁は29日、2025年分の民間給与実態統計調査の結果を公表した。民間企業の社員やパート従業員らが1年間に得た給与の平均は前年比1・9%増の486万6千円で5年連続増加し、推定手法は異なるものの、調査を開始した1949年以降で最高となった。
男性の平均給与は596万7千円、女性は341万8千円、正社員の平均給与は559万3千円、正社員以外は209万5千円でいずれも増加した。
給与のうち賞与は74万9千円。前年比3千円増で、2年連続増となった。
平均給与を14の業種別で見ると、平均給与が最も高かったのは「電気・ガス・熱供給・水道業」(854万4千円)で、「金融業・保険業」(725万6千円)「情報通信業」(681万9千円)と続いた。最も低かったのは「宿泊業・飲食サービス業」(275万8千円)だった。
調査は全国約2万7千事業所の計約31万人を抽出し、全体を推計した。