政府は29日の閣議で、2027年4月に予定する飲食料品の消費税率1%への引き下げと、27年度に始める新たな所得連動型の給付に向けた経費として1118億円を26年度予算の予備費から支出すると決めた。小売店や地方自治体のシステム改修などの補助費用に充てる。減税や給付の準備作業を後押しする。
片山さつき財務相は閣議後の記者会見で「円滑な実施に向けて関係省庁で連携しつつ、対応に万全を期す」と述べた。
小売店のレジシステムの改修や導入の支援には781億円を投じる。改修には最大半年程度かかるとされており、対応を急ぐ。中小企業と小規模事業者、一部の中堅企業に最大350万円を補助する。