北朝鮮「核保有国は不変」

国連総会一般討論で演説する北朝鮮の金先敬外務次官=28日、ニューヨーク(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】北朝鮮の金先敬外務次官は28日、国連総会一般討論で演説し「敵対勢力がいくら否定したとしても、物理的にも法的にも恒久的に固定化した(北朝鮮の)核保有国の地位は覆せない」と述べ、非核化に応じない立場を表明した。

 金氏は朝鮮半島情勢を巡り「米国とその追従勢力による敵視政策と敵対行為で緊張が激化している」とし、日米韓3カ国の連携強化を批判。日本について「反撃能力」の名の下に長射程ミサイルの開発に突き進んでいるとして「世界平和に対する重大な挑戦だ」と主張した。

 その上で、朝鮮半島周辺で衝突が起きていないのは、北朝鮮が「強力な戦争抑止力」で「敵対勢力の武力行使を抑制しているからだ」と述べ、核保有を正当化。「責任ある核保有国としての使命に一層忠実に取り組む」と強調した。

 金氏は23日にニューヨーク入りした。トランプ米大統領が意欲を示す米朝間の接触の有無も注目されるが、これまで確認されていない。北朝鮮は米朝対話再開の前提として、核保有国として認めるよう求めている。

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