【ニューヨーク共同】米半導体大手エヌビディアは28日、取締役会で1500億ドル(約23兆6千億円)の追加自社株買いを決めたと発表した。追加額としては史上最大としており、追加分だけで28日時点のソニーグループの時価総額を上回る空前の規模となる。既に決めている分と合わせ、総額2350億ドルに上る。
エヌビディアは人工知能(AI)産業を支える半導体の供給で圧倒的なシェアを握っている。ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は「今回の追加の自社株買いは、今後の長期的な成長機会に対するわれわれの自信を反映したものだ」と述べた。
2028年1月までに実行する予定だとした。自社株買いは、企業が株価を上げるため市場から自社の株式を買い付ける株主還元の手法。
米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、これまで米企業による自社株買いではアップルが24年5月に決めた1100億ドルがあるが、今回はそれを上回る。