【ワシントン共同】トランプ米大統領は26日、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡を巡るイランの提案を拒否したと記者団に語った。「イランはひどく劣勢に立たされており、直ちに海峡を開放する合意を望んでいる」と主張。経済的な圧力を継続し、米国にとって望ましい合意を受け入れさせる考えを示唆した。米イランの対立は収束の兆しがなく、海峡の開放は依然として見通せない。
イランは米国が港湾封鎖解除などの条件を受け入れれば海峡を7日以内に開放すると提案。アラグチ外相は25日、ニューヨークの国連本部で、提案について「選択は米国に委ねられている」と述べ、実現は米国次第だとの考えを示していた。
トランプ氏はホワイトハウスで「われわれはホルムズ海峡を完全に掌握しており、大量の石油が海峡を通って運ばれている」と指摘。イランは収入が途絶えて資金面で苦境に陥っていると主張した。「私は合意を好むが、この合意は受け入れられない」とも訴えた。