10月から暮らしに密接に関わる価格や制度が変わる。飲食料品の値上げラッシュが続き3千品目超の価格が上がる見込みで、加熱式たばこは増税の影響を受ける。物価高騰が進み、家計の負担は重くなりそうだ。一方で酒税改正に伴いビールは減税に。社会保険適用拡大で「106万円の壁」も撤廃される。
帝国データバンクによると、10月に値上げが予定されている食品・飲料は8月末時点で3千品目超。さらに増える可能性があり、9月の約5千品目に続き「値上げラッシュはピークとなる」(帝国データ)見込みだ。
加熱式たばこの増税で、日本たばこ産業(JT)のプルーム用スティックは1箱40円値上げ。日本郵便は宅配便の「ゆうパック」を2~40%程度値上げする。
ビール類の酒税は350ミリリットルで54・25円で統一される。ビールは9・1円の減税、発泡酒や第三のビールは7・26円の増税。ビールの店頭価格は安くなる方向だ。
パートら短時間労働者が厚生年金に入る要件のうち「106万円の壁」と呼ばれる収入要件が撤廃される。