シリア再建の前進をアピール

 【ニューヨーク共同】シリアのシャラア暫定大統領は23日、国連総会一般討論で演説し「シリアは立ち上がっている。流血と破壊は止まった。再建の道を歩み始め、国は団結している」と述べた。2024年12月のアサド旧政権崩壊後、シャラア氏率いる暫定政府が主導してきた国家再建の前進をアピールした。

 シャラア氏は米政府による対シリア制裁の終了やテロ支援国家指定の解除に伴い、5千本以上の生産ラインが稼働するなど経済基盤が回復していると強調。化学兵器禁止機関(OPCW)や国際原子力機関(IAEA)と協力し、旧政権が残した化学兵器の廃棄や核関連活動の透明性確保に取り組んでいると訴えた。

 一方、イスラエルがシリア領内への攻撃を続けているとし「平和と安全を損なう侵略行為を拒否する」と非難。イスラエルが1967年の第3次中東戦争でシリアから奪った占領地ゴラン高原は「シリア領であり続ける」と訴えた。

 シャラア氏は昨年9月の一般討論でシリア大統領として58年ぶりに演説した。

最新記事
為替相場 24日(日本時間8時)
習主席が国賓として訪米開始
米中、貿易休戦2カ月延長で合意と財務長官
米中、金融や農産品購入で合意の可能性
4都府県で募集上限を超過