福岡県警は23日、JR貨物発注の工事で便宜を図った見返りに、業者から現金計90万円を受け取ったとして、JR会社法違反(収賄)の疑いで、JR貨物九州支社(北九州市)の社員財前信一容疑者(62)=福岡市東区=を逮捕した。また同法違反(贈賄)の疑いで、警備会社代表取締役吉村泰(66)=福岡県飯塚市、同取締役河野敏昭(66)=福岡市東区=の両容疑者も逮捕した。
財前容疑者の逮捕容疑は、警備会社が工事を受注できるよう推奨するなどの便宜を図った見返りに、2024年5月ごろから25年9月ごろまでの間、福岡市内で3回にわたり、警備会社側から計90万円を受け取った疑い。
吉村、河野容疑者の逮捕容疑は、計90万円の賄賂を渡した疑い。
JR貨物は国鉄の分割・民営化に伴い、1987年4月1日に発足した。国土交通省が所管する独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」が100%株主。
JR会社法は、職員が職務に関して便宜を図る見返りに、賄賂を受け取ったり要求したりすることを禁じている。