印旛沼決壊、68年の管理後で初

台風25号の記録的大雨で水位が過去最高に達し、堤防が決壊した千葉県の印旛沼=22日(国交省関東地方整備局提供)

 台風25号の記録的大雨で、千葉県北部の印旛沼は水位が過去最高に達し、堤防2カ所が決壊した。独立行政法人水資源機構が23日までに発表した。1968年に管理を開始してから決壊は初めてという。人的被害はないが、住宅や田んぼなどが浸水している。排水ポンプで水位を下げ、県や国などと連携して早期に復旧させる方針。

 機構などによると、印旛沼は利根川水系の沼で、流域では総雨量300ミリ超を観測。22日午前4時半に佐倉市の水位計で基準点から5・04mと過去最高水位となった。決壊した幅は、いずれも約100mという。

 担当者は「計画の想定を超える雨量だった。8月から続いた雨で土中の水分量が多かったことも一因ではないか」と話した。

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