首相、AIリスク対処訴え

22日、米ニューヨークで開かれた国連総会で一般討論演説に臨んだ高市早苗首相(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】高市早苗首相は米東部時間22日(日本時間23日)、米ニューヨークで就任後初となる国連総会の一般討論演説をした。高性能な人工知能(AI)のリスクに対処するため、同志国との協力強化を訴えた。日本での「AIサミット」の早期開催も提唱した。イランが事実上封鎖するホルムズ海峡の自由で安全な通航など、中東の海洋秩序維持へ関係国と緊密に連携する考えを示した。ロシアと北朝鮮の軍事協力による核・ミサイル技術の拡散に懸念を表明した。

 トランプ米政権が圧力をかける国際刑事裁判所(ICC)を「一貫して支持」しているとの立場を明示。法の支配に基づき、国際秩序の維持・発展に貢献するとした。力による一方的な現状変更の試みを「認めることはできない」と強調した。

 外交方針「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の進化について説明。緊迫が続く中東情勢を受け、湾岸諸国の経済・エネルギー供給の強靱化に向けて、包括的な協力計画をまとめていると述べた。アジア太平洋と湾岸諸国の連携強化にも意欲を示した。

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