【上海共同】中国税関総署が20日公表した貿易データによると、8月のレアアース(希土類)磁石の日本向け輸出量は前年同月比17・1%減の212トンだった。減り幅が7月の52・2%から大幅に縮小し、2月以来、6カ月ぶりに200トン台を回復した。
高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁後の昨年12月以降、輸出量は減少傾向が続いていたが、8月は対前月で90・3%増と大幅に増えた。理由は不明。
中国は近年、磁石の性能を高めるジスプロシウムなどの輸出審査を厳格化。日本へのレアアース磁石の輸出量は、昨年7月から今年2月まで200トンを超えていたが、3月に180トン台に低下。7月は111トンまで落ち込んでいた。