電動車いす事故、半数死亡

電動車いすが踏切から出られなくなる事故のイメージ(NITE提供)

 「敬老の日」(21日)を機に高齢者の安全について考えてもらおうと、製品評価技術基盤機構(NITE)が電動車いすと介護ベッドの事故に関する調査結果を公表した。2016~25年の10年間に高齢者の使用に伴う事故報告は計102件あり、約半数が死亡事故だった。原因の大半は誤使用や不注意が疑われるといい、NITEは「気を付ければ防げた事故がある」と注意喚起した。

 NITEによると、16~25年に電動車いすの事故は59件あり、うち死亡は34件だった。事故内容では「側溝や川などへの転落」26件、「踏切で電車と接触」13件だった。介護ベッドは43件で、うち23件が死亡事故。「(手すりなどの)隙間に挟まる」23件、「ベッドの一部が落下」「火災」がいずれも5件あった。

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