【台北共同】広島での被爆体験を題材にした紙芝居を朗読するイベントが20日に台湾・台北市で開かれた。大阪市を拠点に活動するフリージャーナリストの吉村大作さん(46)が企画。台湾海峡情勢が緊張する中「核兵器が二度と使われませんように」と声をそろえた。
吉村さんが被爆者の話を聞いて制作した「ケイちゃんの消えない雲」の中国語版を、日台の有志約50人が朗読した。台北市の陳素珍さん(60)は「広島平和記念資料館の展示を見て、とても悲惨だと感じたので参加した」と話した。
朗読には地元の子どもも参加。吉村さんは「まずは何があったかを知ってもらい、そこから核の問題を考えてほしい」と話した。