【カイロ共同】イエメンの親イラン武装組織フーシ派の報道官は19日、サウジアラビアの首都リヤドにある重要施設や、西部ヤンブーの石油関連施設を弾道ミサイルや無人機などで攻撃したとする声明を出した。攻撃は成功し、標的となった場所で大規模な火災が発生したと主張した。ロイター通信は19日、リヤドの国際空港にある燃料貯蔵エリアから大きな黒煙が立ち上ったと報じた。
フーシ派は最近、対立するイエメン暫定政権を支援するサウジを繰り返し攻撃しているが、リヤドが標的になるのは珍しい。衝突が激化すれば世界有数の産油国であるサウジからの石油輸出がさらに滞り、石油価格の上昇や世界経済への影響が拡大する恐れがある。
フーシ派の報道官はサウジによるイエメンの首都サヌアなどへの攻撃に対する報復措置とした上で「侵略が停止するまで敵の部隊を標的にする」と警告した。ヤンブーではサウジ国有石油会社サウジアラムコの施設を標的にしたと説明した。
サウジ当局は18~19日、複数の都市を対象に警報を出していた。