【ワシントン共同】米財務省は18日、エチオピアに派兵して紛争を長引かせたことを理由に隣国エリトリアの軍などに2021年に科した制裁を解除したと発表した。エリトリアは紅海の沿岸国。欧米メディアでは、イエメン情勢を巡り紅海で緊張が続く中、米国が関係改善に動き出したとの見方が浮上している。
エリトリアと紅海を挟んだイエメンの親イラン武装組織フーシ派は周辺海域で、サウジアラビア船を対象とする海上封鎖を宣言。サウジの石油輸出を巡る環境が急速に不安定化し、トランプ政権は原油価格の高止まりに神経をとがらす。
エチオピア北部では政府軍と反政府勢力ティグレ人民解放戦線との戦闘で60万人が死亡したとされる。