事業の2割程度の売却検討

記者説明会を開くエア・ウォーターの千歳喜弘社長=17日午後、東京都内

 産業ガス大手のエア・ウォーターは17日、不適切会計問題を受けた経営改革の一環で、売上高の2割程度に当たる事業の売却を検討すると発表した。事業の多角化やグループ会社の急増が、ガバナンス(企業統治)不全の拡大につながったと分析。組織をスリム化し、ガバナンスの強化を目指す。

 エア・ウォーターのグループ会社数は200社を超え、医療や防災、農業や食品事業などを手がける。千歳喜弘社長は東京都内で開いた記者説明会で「合併・買収(M&A)にリソースを偏在させてしまいガバナンスがついていかなかった」と述べ「量から質へ転換する」と強調した。

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