「存在消し、出会う前に戻した」

 水戸市のアパートで昨年末、元交際相手のネイリスト小松本遥さん(31)を殺害したとして、殺人とストーカー規制法違反の罪に問われた大内拓実被告(29)は17日、水戸地裁であった裁判員裁判の被告人質問で、殺害に関し「被害者の存在を消して、出会う前に戻ってリセットしようと思った」と述べた。一方的に別れを告げられたことを恨んだと説明した。

 大内被告は弁護側の質問に、小松本さんと別れて精神的に不安定になったと回答。臨床心理士に相談したが解決できず、自暴自棄になり「人間として一線を越えてしまった」。小松本さん宅の包丁を使って刺したと認め「生きているか死んでいるか分からなかったので、とどめを刺そうと思った」と話した。

 殺人罪の起訴状によると昨年12月31日夕、小松本さんの自宅で、頭をハンマーで複数回殴り、首を包丁で突き刺すなどして外傷性ショックにより殺害したとしている。

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