国土交通省は16日、大雨時にアンダーパスを予防的に通行止めとする規制を、新たに15カ所の国道区間で導入すると発表した。近く運用を開始する。既に7カ所で始めており、対象を拡大。千葉豪雨などでアンダーパスの冠水が相次ぎ、死亡者も出たことを踏まえた。
新たに導入するのは秋田、千葉、新潟、三重、愛知、岐阜、京都、大阪、広島の9府県の計15カ所。
導入済みの6道県の計7カ所では、レベル4大雨危険警報の発表時や、国道事務所や警察が冠水の可能性があると判断した場合に、看板、バリケードなどで通行規制を行うことにしている。
アンダーパスは、道路や鉄道と立体交差するため、高さが急激に低くなっている道路区間。自治体が管理している場所も多く、三重県などで、予防的な通行止めの導入が広がっている。
金子恭之国交相は8日の記者会見で、予防的通行止めについて自治体にも導入を促すなど、対象を拡大する方針を明らかにした。国交省は今後、冠水被害防止のための指針も策定する方針。