EU、15歳未満のSNSを制限

欧州議会本会議で演説するEUのフォンデアライエン欧州委員長=16日、ストラスブール(AP=共同)

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は16日、15歳未満の交流サイト(SNS)の利用を制限する方針を表明した。子どもをインターネット依存やいじめから保護する狙いで、新たに「キッズ法」を制定する。SNS運営会社には中毒性への対策など安全なサービスの設計を義務付ける。

 フランス東部ストラスブールで開かれた欧州議会本会議で演説した。若者がSNSを長時間利用する現状を「子どもたちが大規模に取り込まれている」と述べた。利用制限の国際的な潮流に触れ「欧州が行動を起こすときが来た」と訴えた。

 SNSを巡っては、オーストラリアが昨年12月、世界に先駆けて16歳未満の利用を禁じ、各国に広がった。日本でも検討の本格化を求める声があり、IT規制を主導してきたEUの動きは議論に影響を与えそうだ。

 EUが検討している規制では、13歳未満にSNSの利用を禁じる。13歳から保護者の監督下で「ミニアカウント」を使えるが、機能や利用時間は限られる。

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