【香港共同】香港政府は16日、2026~30年の経済と社会の発展目標を定めた「5カ年計画」を公表した。香港での5カ年計画策定は初めて。中国が求める「国家発展との融合」を基本理念に据え、中国本土と隣接する香港の北部地域の開発構想を前面に押し出し、本土との一体化推進を強調した。
5カ年計画は、中国の26~30年の中期経済目標「第15次5カ年計画」に全面的に沿った内容となった。香港政府は計画によって香港の根本的な制度が変わるわけではないとしている。だが、自由経済を掲げてきた香港が、政策運営を統制色の濃い中国本土寄りの方向にシフトさせていることが鮮明になった。