政府の火山調査委員会は16日、臨時会合を開き、噴火警戒レベルが3の「入山規制」に引き上げられた北海道の十勝岳(2077メートル)について活動状況を議論した。清水洋委員長(防災科学技術研究所参事)は会合後の記者会見で「切迫性は高くないが、本格的な噴火が起きる可能性が従来よりも高まっている」との見方を示した。
気象庁は、十勝岳では噴煙や噴気の高さが増大した状態が続き、比較的規模の大きな火山性地震が増加しているとして、12日に噴火警戒レベルを2の「火口周辺規制」から3に引き上げた。
火山調査委は2024年4月に設置された「火山調査研究推進本部(火山本部)」の中に設けられ、火山の活動状況に関する評価などを実施。今回初めて臨時会合を開いた。