ゾンビたばこ譲渡で有罪

広島地裁

 「ゾンビたばこ」とも呼ばれる指定薬物のエトミデートをプロ野球広島カープの羽月隆太郎元選手(26)に譲り渡したなどとして、医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員滝口涼介被告(38)=東京都千代田区=は16日、広島地裁(佐藤智彦裁判官)の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。即日結審し、地裁は拘禁刑2年、執行猶予4年(求刑拘禁刑2年)の判決を言い渡した。

 検察側は、2023年ごろに知人を通じて羽月元選手と知り合い、求めに応じレターパックに入れて指定薬物を送ったと指摘した。被告人質問で滝口被告は「(元選手と)仲良くしていただけに彼の人生を奪ってしまったことは申し訳ない」と述べた。

 起訴状によると昨年11月15~19日、羽月元選手宛てにエトミデートを含む液体若干量が入ったカートリッジを発送し受け取らせた他、東京都内の路上で同液体約0・9グラムを所持したとしている。

 羽月元選手は指定薬物を使ったとして今年1月に逮捕され、同法違反罪で執行猶予付きの有罪が確定した。

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