【ニューヨーク共同】15日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は続伸し、指標の米国産標準油種(WTI)の10月渡しが前日比4・44ドル高の1バレル=105・83ドルで取引を終えた。中東原油の供給停滞が深刻化するとの不安が広がり、終値として約4カ月ぶりの高値を付けた。原油高を背景に米国の株式相場は下落した。
サウジアラビアの東西を結ぶパイプラインの稼働停止に続き、西部の紅海沿岸の石油輸出拠点で積み出しが停止されたと伝わった。一時106ドル台後半まで上昇した。
インフレ懸念を背景に、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が16日に利上げを決定するとの観測が強まり、長期金利の指標となる10年債利回りは一時5・04%台に上昇。ロイター通信によると、約19年ぶりの高水準となった。