高市早苗首相は15日の自民党役員会で、16日に党役員人事、17日に内閣改造を実施すると表明した。「国民に豊かさと安心を実感していただけるまで、さらに実行力を高めていかなければならない。政策を強力に実行、実現するため人事を行う」と強調した。鈴木俊一幹事長が記者会見で明らかにした。自民の松山政司参院議員会長は石井準一参院幹事長と自民本部内で会談し、自民参院人事で石井氏を再任しない意向を伝えた。
首相は役員会で「国民が直面する物価高対応に最優先で取り組みながら、責任ある積極財政の下、税財政措置や官民投資などを具体化する必要がある」と指摘。国際情勢の不確実性が高まっているとして、安全保障関連3文書の改定やインテリジェンス(情報活動)の機能強化を進める考えを示した。
石井氏は立憲民主党や公明党など野党に太いパイプを持ち、少数与党の参院で手腕を発揮した。10月に臨時国会召集を控える中で石井氏の交代に踏み切れば、党の一部から異論が出る可能性がある。