上水料金、30年分を補償

 岐阜県瑞浪市大湫町のリニア中央新幹線トンネル工事現場付近で井戸水位が低下するなどした問題で、JR東海は14日、補償に関する住民説明会を市内で開いた。井戸が使えないことに伴う上水道の利用料や代替の井戸の維持管理費などを補償すると説明。国の指針に基づき、30年分を算定して支払う。

 同社が具体的な金銭補償を住民に示すのは初めてという。この地域では、地盤沈下により一部の建物が傾くなどの被害も発生しており、沈下が収まった後に補償内容を提示するとした。

 大湫町では2024年、トンネル掘削中に湧水が発生したことが明らかになった。付近の井戸やため池で水位低下や枯渇のほか、地盤沈下が確認され、同社は工事を中断した。

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