【ニューデリー共同】中国やロシアも参加する主要新興国の枠組みBRICSの加盟国とパートナー国の首脳会議が13日、議長国インドの首都ニューデリーで開かれ、モディ首相は「技術や重要鉱物の武器化は共通の進歩を妨げる恐れがある」と懸念を示した。BRICSの結束を訴える一方、重要鉱物の輸出規制をする中国をけん制したとみられる。
中印は国境問題で対立し、2020年には係争地で両国軍が衝突し死傷者が出た。モディ氏と習近平国家主席は24~25年の会談で関係修復の方針で一致し、習氏は今回のBRICS首脳会議出席のため約7年ぶりにインドを訪問した。2人は12日に会談し国境問題に取り組むと表明したが、両者の溝は完全には埋まっていないもようだ。
一方、習氏は13日の会議で、新興・途上国グローバルサウスの団結を訴え、オープンソースの人工知能(AI)の利用を支援する構想を提案した。中国国営通信新華社が報じた。中国は米国とAI開発競争を繰り広げている。誰でも改良可能な中国製AIをBRICSに普及させ、影響力を広げる狙いがある。