BRICS、中東情勢を「懸念」

12日、インドの首都ニューデリーで、モディ首相やロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席の顔とともに掲げられたBRICS首脳会議の看板(AP=共同)

 【ニューデリー共同】中国やロシアも参加する新興国の枠組みBRICSの首脳会議が12日、議長国インドの首都ニューデリーで2日間の日程で開幕し、「ニューデリー宣言」を採択した。事実上封鎖されているエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡での航行の自由や経済協力が議題で、宣言は中東の緊張の高まりに「深い懸念」を表明し、国際貿易の円滑な流れを維持するために協力する必要性を強調した。

 インドのモディ首相のほか、中国の習近平国家主席やロシアのプーチン大統領、イランのペゼシュキアン大統領らが出席した。中東情勢を巡る加盟国の立場に隔たりがあり、インドが調整を進めた共同宣言が採択されるかどうかが焦点だった。

 会議で習氏は、中東と湾岸地域の戦争は人々に深刻な損失をもたらしているとし「加盟国と共に和平達成に役割を果たす」と述べた。国営通信新華社が報じた。モディ氏は「BRICSは対立ではなく、共に歩もうと努力している」と協調の重要性を訴えた。

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