東大、特任教授を停職2カ月

東京大学本郷キャンパス内にある安田講堂=東京都文京区(共同通信社ヘリから)

 東大は11日、研究に関する利害関係者から総額15万円相当の接待や物品提供などを受けた倫理規定違反があったとして、60代の特任教授を停職2カ月の懲戒処分としたと発表した。処分は7月30日付。東大は特任教授の所属や性別を明らかにしていない。

 東大は医学系研究科の元教授による贈収賄事件を受けて全教職員を対象に調査を進めていた。判明した倫理規定違反は今回を含め26件となり、東大は一連の調査を終えた。「職務の公正さに疑惑や不信を招くことがないよう、倫理意識の徹底を図る」としている。

 東大によると、特任教授は2023年11月~25年5月、研究の契約相手から3回にわたり接待を受け、自宅まで車で送迎された。また、物品の贈与などもあった。

 これまでに判明した倫理規定違反も飲食接待や物品提供などで、東大は金額に応じて職員を訓告や注意の処分とした。

 東大は贈収賄事件を受け管理体制を強化するため、医学部付属病院を大学本部直轄にするなどの改革案を公表している。

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