【ニューヨーク共同】中東情勢の緊張を背景に10日朝のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場で、指標の米国産標準油種(WTI)の10月渡しが一時1バレル=100ドル台まで急騰した。約3カ月半ぶりの高値水準。米国とイランによるホルムズ海峡周辺での攻撃応酬が激化し、中東からの原油供給がさらに混乱するとの警戒感が広がったことから買い注文が膨らんだ。
米国とイランの和平交渉への期待感から、原油価格は落ち着きつつあったが、最近は石油タンカーへの攻撃にまで進展。米メディアは、トランプ米政権内に早期終結に悲観的な見方が広がっているとしている。市場も構造的な問題になるとして、原油価格の高止まりが続くとの見方が優勢となっている。