サンゴ白化、回復時間足りず

白化したサンゴ=2022年9月、沖縄県・小浜島沖

 サンゴに足りないのは回復の時間―。サンゴ研究者らでつくる国際組織は10日までに、生きた造礁サンゴが海底岩盤などを覆う割合が1980~2024年に世界で約9・5%減ったとの報告書を公表した。地球温暖化による海洋熱波が主な原因。白化しても時間がたてば回復する可能性があるが、近年は大規模な白化が頻発し、長期にわたる段階的な減少をもたらしているという。

 報告書によると、サンゴに覆われた面積を示す「被度」は80~09年に平均30・2%だったが20~24年は同27・3%だった。98年以降、世界規模の白化現象が4回発生し、直近の23~24年の白化後、被度は25・8%まで減少した。

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