鬼怒川堤防決壊から11年で追悼

鬼怒川の堤防決壊現場での追悼式で黙とうする茨城県常総市の神達岳志市長(中央)ら=10日午後

 2015年の関東・東北豪雨で茨城県常総市の鬼怒川の堤防が決壊してから10日で11年となり、現場で市の追悼式が開かれた。神達岳志市長は「防災対策に終わりはない。あらゆる技術や情報連携を駆使し、より的確な対策ができるよう頑張っていきたい」と述べた。

 追悼式には市幹部や住民ら約30人が参加。献花し、犠牲者に黙とうをささげた。決壊で自宅を失った同市上三坂地区の中澤利夫区長(76)は「写真も位牌も全部流された。何かあったら早く逃げた方が良い」と話した。

 豪雨では宮城、茨城、栃木の3県で8人が死亡。常総市ではうち2人が犠牲になり、ほかに13人が災害関連死に認定された。

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