東海財務局の職員が、別の職員の座る席の背後に強引に回り込み、機密情報を繰り返しのぞき込んだなどとして、2022年に訓告を受けていたことが9日、情報公開請求で分かった。職員はつえを床に突いて音を出したり「おまえんちに行ったろか」と発言したりして、他の職員を脅す行為にも及んでいた。東海財務局は動機など詳細を明らかにしていない。
同一人物とみられる職員は21年にも文書による厳重注意を受けていた。勤務態度について指導しようとした他の職員に対し、顔や体を近づけて威嚇し、大声で怒鳴った上、右手首を強引につかみ、通院7日のけがを負わせた。
同じ日に庁内の自席で、内線電話で大声を上げて不適切な発言をし、職員らが恐怖を感じるなど職場環境を著しく悪化させた。その後の呼び出しの職務命令にも応じなかった。厳重注意書は「全く反省した態度がうかがえない」と指摘している。訓告は厳重注意より重い措置となる。
パチンコ店で財布を盗んだとして逮捕、不起訴となった職員を、18年に減給10分の1、1カ月の懲戒処分としていたことも判明した。