香港の初代行政長官、死去

 【香港共同】1997年の英国から中国への返還後の香港で初代行政長官を務めた親中派重鎮の董建華(とう・けんか)さんが8日、死去した。董さんの事務所が9日発表した。89歳だった。香港メディアによると、病院で亡くなった。2021年7月を最後に公の場に姿を見せておらず、香港メディアによると、同年9月に心臓の手術を受けていた。

 長官在任中、政権転覆などを禁じる国家安全条例制定を目指したが、民主化を求める市民の反発を招き、2期目の任期途中で辞任した。その後、中国の国政助言機関の人民政治協商会議(政協)副主席を務め、香港政界で影響力を保った。

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