名古屋で猛烈な雨、帰宅の足直撃

大雨の影響による帰宅困難者のために開放された名古屋駅近くの商業施設で座り込む人たち=8日夜

 8日午後、名古屋市で観測史上最多となる1時間に100ミリ以上を観測するなど猛烈な雨が降った。庄内川などがあふれる恐れがあり、一部地域には、住民に直ちに命を守る行動を取るよう求める「緊急安全確保」が発表された。市営地下鉄6路線全線やJR、私鉄などが運休。通勤や通学客の帰宅の足を直撃した。ターミナル駅で多くの人が疲れた表情で運転再開を待った。

 市内を走るJR中央線の線路に水が流れ込み、川のようになった。アンダーパスで冠水が確認され、各地の警察署に車の立ち往生など通報が次々と寄せられた。

 名古屋駅では、多くの人が電光掲示板で列車の運転状況を確認していた。同市名東区の自宅に帰宅途中だった30代男性は「家が浸水していないか心配。運転再開を待つしかない」と話した。タクシー乗り場に長蛇の列ができ、中学3年の娘と高校見学のため名古屋市を訪れていた岐阜市の50代女性は「最悪ホテルに泊まることも考えている」とため息をついた。

 帰宅困難の人のため、名古屋駅近くの商業施設が開放され、水やクッキーが配られた。

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