1999年に名古屋市西区のアパートで主婦高羽奈美子さん=当時(32)=が殺害された事件を巡り、夫の悟さん(70)らが殺人罪で起訴された安福久美子被告(69)に損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が8日、名古屋地裁で開かれた。被告側は不法行為から20年で賠償請求権が消滅する改正前の民法の「除斥期間」が成立すると主張し、請求棄却を求めた。事件の事実関係については「包括的に黙秘権を行使する」とした。
事件は99年11月に発生。長い間、容疑者が特定されず、昨年10月、アパートに残された血痕と被告のDNA型が一致し、愛知県警が逮捕した。