警視庁少年育成課は8日、2025年に同庁が摘発した未成年の性被害事件の約4分の1が東京・歌舞伎町のホテルや旅館で発生したと発表した。捜査幹部は「性的搾取を目的とした悪意ある大人がいるので、安易に歌舞伎町地区に近づかないでほしい」と注意を呼びかけている。
児童福祉法違反や不同意性交など性犯罪関連の五つの容疑で、被害者が18歳未満かつ被害に遭った場所を認知していた事件について同課が集計。発生地域別にみると、25年は全体100件のうち26件が歌舞伎町で起きていた。今年上半期は63件中18件だった。
こうした性被害や非行の防止を目的に、同課は8月29~30日と今月5~6日に歌舞伎町で一斉補導を実施。深夜徘徊などを理由に14~19歳の男女39人を補導した。居住地は、茨城、埼玉、東京、神奈川、三重、島根の6都県だった。