アデランス子会社「ライツフォル」(東京)が8日、広告と明記せず自社商品を宣伝する「ステルスマーケティング(ステマ)」を2019年にしていたとして、自社サイトで「広告手法として適切なものではなかった」と謝罪。広告・宣伝活動に関する管理体制を見直した上で、「再発防止に努める」とした。
同社によると、ネット広告会社の提案を受け19年6月、宣伝の一環として月15万円でネット上の「ヤフー知恵袋」への投稿を依頼。広告会社は「薄毛に悩んでいる」といった質問を投稿し、別のアカウントから第三者を装いライツフォルのかつらなどを勧める回答をした。
投稿は19年7~12月ごろまでに累計70件、うち63件は同年12月までに削除されたという。残り7件は同社が今月7日時点で、削除申請中としている。
宣伝であることが消費者に明確に伝わらないような広告表示は、23年10月から景品表示法で規制された。消費者庁によると、規制前の投稿でも現在も閲覧可能ならば、ステマを依頼した事業者はできる限り投稿の修正、または削除を試みなければならないという。