熊本県八代市の日本製紙八代工場の煙突が燃えた火災で、県警と消防は7日、計約20人体制で実況見分した。ドローンによる空撮を行ったほか、関係者への聴取も進める。7月の熊本地震で被害を受けた煙突周囲の鉄柱を切断する作業中に出火した可能性があり、原因の特定を進める。
火災は3日夕方に発生し、4日未明に鎮火した。日本製紙によると、地震で先端が損壊した高さ110メートルの煙突の撤去作業中で、作業員がガスを燃やして鉄柱を切る溶断中だった。県警によると、現場では10人が作業中だったが全員避難し、けが人はいない。
工場は地震で3本の煙突が被災。2階建ての事務所を押しつぶし、従業員ら9人が亡くなった。