米エネ省長官「核合意不成立も」

米エネルギー省のライト長官(ゲッティ=共同)

 【ワシントン、テヘラン共同】米エネルギー省のライト長官は6日、米ABCテレビのインタビューで、イランとの核開発に関する合意について「成立しないかもしれない。単にイランの核開発能力を破壊するだけの可能性もある」と述べた。米政権はエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の開放に向けイランへの圧力を継続するが、外交交渉は停滞している。

 ライト氏は、核合意に関し「イランの次の政権を待つことになるかもしれない」と指摘。一方で米軍による対イラン攻撃を念頭に、核開発能力やミサイル製造能力を低下させていると主張した。

 海峡を事実上封鎖するイランに対抗し、米軍はイランの港湾封鎖を継続。米軍はオマーンに近い海峡の南側航路でタンカーなど民間船舶の通航を支援している。

 ライト氏は、海峡を通過する石油の量は過去7日間平均で1日900万バレル強だったとした上で、海峡を迂回するパイプラインを加えると、総輸送量がイラン攻撃開始前の約3分の2まで回復していると主張した。

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