虐殺の歴史、共に学ぼう

東京都墨田区の荒川河川敷で開かれた関東大震災の朝鮮人虐殺犠牲者追悼式=5日午後

 関東大震災で朝鮮人虐殺の目撃証言が残る東京都墨田区の荒川河川敷で5日、犠牲者の追悼式が開かれた。運営を担う若者らが約700人の参加者に悲惨な歴史を共に学ぼうと呼びかけた。朝鮮半島の伝統芸能「風物」が演じられ、犠牲者の故郷の風景を再現した。

 荒川周辺などで証言収集をしてきた一般社団法人「ほうせんか」が追悼式を始め、今年で45回目。関東大震災発生100年だった2023年から、20~40代の若者グループ「ペンニョン」が運営の中心を担っている。

 ペンニョンは今年、震災当時の日本の植民地支配が虐殺に与えた影響について勉強会を開いてきた。メンバーの女性(32)は「学びを深め、得たものを追悼式を通じて社会に訴えていきたい」と話した。

 式典の途中、拡声器を使って進行を妨害する人物が現れ、差別的言動に抗議する人たちが制止する場面もあった。

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