鹿児島・屋久島に特別警報

気象庁

 台風24号と秋雨前線の影響で九州南部を中心に大雨となり、気象庁は5日、鹿児島県屋久島町にレベル5土砂災害特別警報を発表した。同県種子島・屋久島地方では線状降水帯が発生。土砂災害に最大級の警戒をするよう呼びかけた。気象庁は同日、記者会見し「何らかの災害が既に発生している可能性が高い」とした。西日本では低い土地の浸水や河川の増水、氾濫に警戒が必要だ。

 気象庁によると、沖縄周辺を南下する台風24号と、日本の南の海上を北上する熱帯低気圧の周辺から暖かく湿った空気が前線に流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっている。

 鹿児島県種子島・屋久島町では4日夜から5日未明にかけ、線状降水帯が発生。5日朝までの24時間降水量は、屋久島町の尾之間で490ミリ超、中種子町の中種子で370ミリ超を観測。いずれも同地点での観測史上最多を更新した。

 政府は5日、首相官邸の危機管理センターに設置していた情報連絡室を官邸連絡室に格上げした。

 台風24号は5日午前6時現在、沖縄県・久米島の北約200キロを時速10キロで南南西に進んだ。

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